書評ー「SOFT SKILL」

By | 2016/12/11

久しぶりにエンジニアのキャリア系の本を読みました。といってもこの本は幅広く転職の話や学習の仕方、健康維持やメンタル面の話まで及びます。
ただ方向的にはフリーランスや個人的な活動に話の中心があるように感じました。
この本で気になった点を以下に挙げます。

 

群を抜いて大きい最大の誤りは、ソフトウェア開発のキャリアを事業(ビジネス)として扱っていないことだ。

そんな考えなかった。よく考えると会社に入って仕事をするとは、会社と一定時間(または一定の作業)をする代わりに給料と福利厚生と退職金を払ってくれるという専属契約をしたということだ。
今ならわかるこういう考えの大事さ。こういう考えを持っていないと会社が嫌になったり辞めたくなったりした時、なんの準備もできていないからすぐには辞められない、この間の精神的な苦痛はけっこうキツイ。または感情で辞めて他の会社へ安く転職したりすることになり得る。

 

私たちは、何に力を注ぐべきかを十分に考えず、その結果、目的や方向がはっきりしないまま動いてしまう傾向があるようだ。

まさにそんな感じで社会に出てしまった・・。エンジニアが最初に会社に入るのは良いと思うけど、ちゃんと目的を持って入った人とそうでない人では入社後大きな違いとなる。私の同期でももとの会社の人もいれば一部上場している企業に転職した人もいる。私のように行き当たりばったりな感じで創業メンバーになったりする人もいる。でもやっぱり目標を持って動いた人の方が結果を出しているようだ。少なくとも人生に後悔は少ないかな。
でもいきなり目標を持てるものでもない。適当に決めても急にそれに賭けられない。一つの処方箋として何かを決心しなくても、自分が一番得意な分野にとりあえず常に時間を割いてもっと得意にしておくといいんじゃないかと思う。

 

常識に囚われず親密な関係を築く

転職のときの話ですが、あまりこういう考えはなかった。紹介で入社みたいなことはあっても自ら直接関係を作るとは考えてなかった。会社が欲しい情報はスキルの部分と人となりだと思うので、かなりの部分をブログやSNSでわかってもらえてアピールできる。(ブログや SNSにちゃんと情報をコミットしておく必要がありますが。)通常通り求人に対して、履歴書出して面接してちょっとコード書いたり、みたいな流れだと他の人と同等の扱いしか受けられないからよりよい条件を提示しにくい。こういう道も考えて準備しておいていいと思う。(つまりブログを書こう!)

 

大成功するブログの作り方

これはネットに転がっているブロガーの人の話を読めばみんなやっていることが書いてありました。でもエンジニアがブログをやる意味は別にあるということがこの本のあちこちで書かれています。要は自分という人間を知ってもらう窓口になるわけでこれが大きい。ブログを通して宣伝もできるし、ブログから連絡が来ることもある(稀でしょうが。)それ相応の内容を投稿し続ける必要がありますがその価値があるということ。

 

教育の目的は知識ではなく行動である

勉強は行動してこそ意味がある、が、なんとなく勉強して満足して終わることも結構ある私。興味本位で本を読んだりすることが多いのはある程度良いと思うけれど、それが発散しすぎるとなかなか結果に結びつかないし、やった気になってしまうのがむしろマイナス。やっぱり目標を持ってそれを中心に動くのが良いようです。

 

単純に自分自身に責任を取ることに慣れていなかっただっけだ

会社を辞めて一人で活動を始めたときのシチュエーションなのですが、ものすごく思い当たる。というか今でもこの問題に苦しんでいます。やるべきだとわかっていても動けないのです。会社で猛烈に仕事をしていても、家に帰ればほとんど動けない。疲れているというのもあるけどそれはいいわけ。かなり切迫した状況を思い描いて自分を追い込んでも自分のこととなると動けないです。でもこれは慣れだと言われると少し気が楽です。
対抗策は家族や友達などに自分がやっていることを話して、定期的にその話題に触れてもらうこと。たったそれだけでこの問題を解消できるそうだが、たぶん本当にそうだと思う。ちょっとしたことなのだ。

 

習慣を作る

このメリットは言うに及ばず。やろうやろうと思って放っておいた技術書がどれだけあることか。毎日少しでもやっていれば違っただろうに、とよく思っていた。
最近私はこの問題についてある程度解決しました。ずっと勉強する習慣をつけたかったけれどなかなかうまくいきませんでした。どうしても続けれられない。休日挟むと途切れてやらなくなったり、会社が忙しくなってやらなくなったり、なんとなくやる気が起こらなくてやらなくなったり。
解決策は簡単。これでもかってほど1日のやるノルマを減らしてやればいいのです。
私の場合「SQLアンチパターン」をとにかく毎日読む、これだけです。1ページでもいいし、最悪1行でもいい。とにかく触れろ、ということです。これならどんなに忙しくたってできます。(徹夜で家にも帰れずって場合はまあ頑張ったってことで水に流しましょう。)実際は1行読んでも意味がないことはわかっているのでそれなりに読むし、読み始めれば意外と進められます。これが大事。要はとっかかりを得られるのです。
SQLアンチパターンについては結局1ヶ月ほどで読み終わりました。今までほとんど読めなかったのにものすごい成果だと思います。これなら年12冊読める!これを2冊同時進行でもやれないことはないなーと思ってますが、これなら年24冊!ちょっとわくわく。でも他にもやりたいことがあるので2冊同時進行はたまにですかね。

 

失敗に正面からぶつかれ

これはちょっと気になる記事があります。
あなたを待つ恐ろしすぎる老後。70%の老人が同じ理由で人生を後悔

他にもアニメで恐縮ですが、絵描きの絵麻先輩が自分には荷が重い仕事を与えられそうになって悩んでいるときにこの場面。

怖いけど前へ進まなきゃ、ガンバロー!!!

 

長文になってしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございますm(__)m


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