始まり
「ほったらかし投資術」という本を読みました。
株式投資をやっていたのですが全然うまくいかず。どんどん資産が減る一方だ!俺才能なすぎる・・。もうやだ。
といってもお金を遊ばせておくのもやだし、なんかもっとリスクなくやれないのか、と思っているところでこの本が目につきました。
この本は実際に投資、運用する方法がよく書いてあります。
- どこで口座を作るといいか
- 何で投資すればいいのか(NISA、DC(確定拠出年金)、インデックス)
- お金の配分方法(生活防衛費、無リスク資産、リスク資産)
- メンテナンス(お金の配分調整)
迷子
非常に実践的ですぐにやれそうだったのですが、疑問も残りました。
- インデックス投資は日経という株に投資するようなもので、日経が値下がりすれば儲からないのではないか?(倒産の危険はないが。)
- 海外の株にも投資しても最近のような世界同時株安みたいなことになれば結局マイナスになってしまうのではないか
結局普通の株式投資と変わらず、マイナスになることもそこそこあるように感じられたので保留のままになってました。
その答えを求めてここで紹介されていた「ウォール街のランダムウォーカー」も読んでみましたが、求める答えを得られませんでした。
というか実際日経が下がればインデックスも下がるし、世界同時株安になれば株だけに投資していればやっぱり下がるわけです。
なんか株と変わらないのでは・・と思いながらも、比較的インデックス投資で最終的に利益を得る割合が高いことに対する現実との不一致にずっと悩んでました。
出口
なんとなく悶々としたまま3ヶ月ほど経ち、また一冊の本に出会いました。
「半値になっても儲かるつみたて投資」
バブル崩壊からやっても利益が出せたというのはインパクトがありました。
ポイントは「同じ口数」ではなく、「同じ額」を毎月投資し続けるところだと思います。同じ額を投資し続けることで
- 値下がった時には買える口数が増えていき、その後少しでも値上がれば利益を出しやすくなる
- 高値の場合は買える口数が減るので、値下がったときにマイナスになりにくくなる
というように自然にリスク回避しつつチャンスの時は多く投資できます。
つみたて投資なら必ず利益が出る!というわけではないですが、長くやっていればマイナスになる可能性も低くなり、あとはどうやって売るかの方が重要なようです。タイミングが悪いと止めた時のせいで一気に利益が吹き飛ぶこともあるようです。
ただやめる時に一気に引き出すのではなく定期的に一定額引き出せばそのリスクも減らせそうです。
結論
というわけで解決できなかった「なぜインデックス投資がいいのか」問題が解決しました。
インデックス投資とつみたて投資の合わせ技が良いということでした。
この二つで、少額でも「同じ額」を定期的に投資でき、あとは証券会社の人が調整してくれて、下がった場合もつみたて投資効果で持ち直す可能性が高くできる、ということでした。