会社を退職します

投稿者: | 2018/01/22

タイトルの通り退職することにしました。会社には退職の旨を伝えました。会社に行かなくなる頃にはもう38歳。こんなおっさんがまだフラフラしていていいのかと思いますが、今のまま勤めても何も変われないだろうとの思いから相当に悩みましたが決断しました。あと知り合いが起業したのも気持ちを後押ししてくれました。

 

辞めるに当たって相当悩みました。
会社に残りたかったというわけではなくて、辞めた後どうしようという方が大きかった。特に転職の当てがあるわけでもないし、貯金もそんなにないし(1年くらいは細々とやっていけばやっていけるくらい)、取り立てて目立ったスキルもないし、地方では今の自分のスキルはほとんど活かせないし。
同時にこのまま会社にいても納得のいくお金を稼げるわけでもないし、仕事の内容にも不満があるし。
理性では辞めろと言うけど感情的には怖い、というところで揺れ動いていました。辞めないと前に進めないとわかっていながら怖いと思っていたり、こんなこと考えていても無駄だとわかっていてあーだこーだ考えていて本当に嫌でした。

 

気持ちが固まって来た理由として、自分の中でやりたいことがなくてだから何も決断できなくなっているということに気づいたからです。
自分は今の会社に勤めている中で、会社の業務で自分がやりたくないような仕事を受けているうちに道を見失っていたみたいです。こう書くとわがままいうなと言われそうですが、プログラマーなのに全くプログラムと関係ない仕事を常時させられるのは初めから抵抗がありました。こういった仕事を自分のスキルがないからといえばまだ納得ですが、所属しているゲーム事業の全員が全く関係ない仕事をやっているのです。この仕事を与えられ始めた時にもっと抵抗するか辞めればよかったのですが、その当時ゲーム事業はほとんど売り上げがなく受け入れてしまいました。
その結果自分がこんなに道に迷ってしまうとは思いませんでした。大事なところってやっぱり妥協してはいけないんだと思います。いつか何かのアプリとかWebサービスを出して辞めてやる!とか思っていたけどその行動力もなく、そうこうしているうちに気持ちはすり減っていき・・・。

 

本気で辞めようと思ったきっかけは、ひどい残業が続いて精神的にもすごいプレッシャーの中でやっていたのでちょっと鬱気味(自己診断)になってきて、あー会社に壊されても何一つ良いことないなと思って辞めることを確定しました。鬱については以前これより長く残業していたことがありましたがその時はまったく鬱など関係なかったですが、すごい不自由な中でプレッシャーに晒されながらやっていることが主な原因だと確信しました。(参考:仕事において「裁量がない」時の精神的負担は、想像するよりも遥かに大きい。
つまり僕は会社ですごく不自由だったのです。5年も勤めた会社でしたが我慢してやっていて結局合わない会社だったのだなと思います。

 

coffee break

 

 

 

 

 

 

自分にとって仕事って楽しいものだと思っています。そりゃ納期に追われたり徹夜したり誰かに謝ったりすることもあると思いますが、それでも何か新しいものが出来たり、自分が携わったもので人が喜んだり行動を変えたりする、大きくいえば世界を変えていくのはやっぱり面白いと思います。一方で面白くない仕事のやり方があることを知りました。関心のないことやその道に行きたいわけでもないことをやり続けたり、ただ仕様を満たすためだけにプログラムをするとか。(受託仕事ってそういうものかな?でもそれなりに提案できないのだろうか?)
青臭いけどやっぱり僕は楽しい仕事を追い求めたい。それを大事にしたいし、それをやれる立場でいられるように頑張る。これからどうなるかわかりませんが必死で生存戦略立ててやって行きたいと思います。


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