書評「自分を操る超集中力」

投稿者: | 2018/02/12

構成としては

  1. 集中力の性質
  2. 集中力を高めるエンジン
  3. 集中力の回復方法
  4. 集中力を高める、維持する時間術

といったものですぐに実践できそうなものも多いです。
この本で私が面白いなと思ったのは、集中力の源となるウィルパワーというものは「1日の中で限りがある」という考えです。つまり集中力は有限であるという考えは新鮮でした。

 

集中力は疲れていなければいつでも発揮できるものだと考えていると行動や考えが違ってきます。例えば

  • 時間を選ばなくなる、やる気を起こしてやればいつやってもいいと考える
  • いつでも考え事をしていても何も影響はないと思っている

 

しかし集中力が有限だと考えるといろいろ考え方が変わってきます。

  • やるべきこと、大事なことは早めにやる
  • 考えるときは考え、考えなくていいときは何も考えない方が良い、もしくは回復するための行動を取った方がよい
  • 休むときは休んだ方が良い

 

私はよく考え込んでしまうのですが、集中力という点においてはメリハリをつけて考えるときだけ考えるようにした方が良いと改めて思いました。
また私は弱い人間で追い込まれると人のせいにすることがあって良くないなと思いながらもなかなか改善できないのですが、時間だけでなく集中力という点でも無駄に消費してしまいます。
(どうせなら自分のせいにして成長の糧にした方が何倍もマシです。)

 

この本ではウィルパワーは有限だということを軸に

  • できるだけ消費しないようにするにはどうすればいいのか
  • 回復することはできないのか
  • 質を高めることはできないのか

といったことを実践的な方法を中心に書かれています。簡単に実行できる「瞑想」やなかなか取り入れにくそうな「食事」など盛り沢山です。(私にとってはですが。)

しかし本の中でも言っていますが同時に新しい習慣を身につけようとすると生活に負担がありすぎて続かないので1つ1つ身に付けるようにしましょう。

 

今私はやれそうなところから自分の生活を改めていますがなかなかきっちりこなせません。食事関連は難しいのでまず瞑想からはじめてみましたが無心とは程遠く雑念の多さに驚きです。ただ少しの間だけ無心になれることもあり、この状態が維持できたら確かに深い集中力が得られそうな気がします。
また早起きしていますがなかなか決まった時間に起きれません。最近の朝の寒さが一番の問題です。ただ起きてちょっと散歩をして体を動かすと目が覚め、テンションが少し高まります。その後会社に行くまで勉強に当てており少しずつ生活が変化してきて気分が良いです。(今後フリーランスになる予定ですが。)
なので少しずつでも取り入れて良さそうだと実感し始めています。

今はこの本で紹介されているhueというタイマー式ライトを導入しました。
高いのですが意外と良いタイマー式ライトがないので買ってしまいました。(それにこの会社のほかのライトも面白い!)

少しずつですが生活の質は変化してきており長く見れば大きな財産になるので頑張ります。


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